大規模修繕の大まかな進め方

大規模修繕工事が初めてという方へ、一連の流れをチャート式で紹介しています。

築10年を超えたら大規模修繕の準備を

マンションの寿命は50年程度と言われていますが、定期的なメンテナンスを行うことで100年程度までは人が住めるとも言われます。

大切なマンションをずっときれいなまま、快適に暮らすためには、日常的な清掃や補修はもちろんのこと、12~15年に1回程度、計画的に大がかりなメンテナンスを行うことが必要不可欠と言えます。

この大がかりなメンテナンスを「大規模修繕工事」と呼び、実施には綿密な計画と管理が必要となります。

マンションの新築時から築10年を超え、「そろそろ…」という話が理事会や管理組合で出てきたら、実際にどのように進めていけばよいのでしょうか。

ここでは、大規模修繕の大まかな流れを紹介していきます。

大規模修繕工事の大まかな進め方

1、修繕委員会の結成
理事会・管理組合の長期修繕計画に基づき、大規模修繕工事の1年半前程度になったら、住民からメンバーを募って「修繕委員会」を結成します。

修繕委員会は、建物状態や必要な工事、業者の選定などの情報収集を主に行います。最終的な決定は理事会・管理組合の判断を仰ぐことになります。

2、建物診断・調査
建物がどの程度劣化しているかを調査し、必要な工事を策定します。管理会社や専門業者、専門のコンサルタント(設計事務所等)などの専門家に依頼します。

3、修繕工事の設計
調査結果を元に、最新の修繕計画を作成し、大規模修繕工事で発注する工事の絞り込みや各工事の詳細な仕様、また予算との擦り合わせも行います。

4、業者選定
修繕工事の内容や予算が決定したら、いよいよ工事の施工業者を選びます。専門新聞による公募や、相見積もり方式などで複数業者から見積りを取り、適正な業者を選定します。

5、総会決議
修繕工事を依頼する業者と費用の金額が確定したら、住民総会で承認をもらいます。総会は年に一回程度開催されているのが一般的ですが、タイミングが合わない場合は臨時総会を開き、決議を行うことになります。

6、工事開始
無事に決議を終え、承認がもらえたら正式に業者に発注し、施工開始となります。

工事期間は内容によってもまちまちですが、半年~1年程度かかる場合もあり、その間、住民の生活に不便が生じる可能性もありますので、着工前に住民説明会を行います。

7、定例会の実施

工事業者や監理者に主導してもらう形で、定期的に会議を行います。

議題は、工事の進捗状況や、実数精算工事の確認・承認、仕上げ色の決定など、重要なものが多いです。
(※実数精算=見積もり時点では把握できなかった部位(各戸のベランダ周りや外壁等)を、足場設置後に改めて調査し、工事費を擦り合わせることです。見積額より減る場合も、増える場合もあります。)

このように、着工前・着工後と、工事業者と顔を合わせる機会は少なくありません。委託というより、パートナー関係に近いイメージです。

費用や施工品質ももちろん大切ですが、コミュニケーションを重ねる上では、信頼が何より欠かせません。

そういった意味でも、業者選びの段階で「筋の通ったサービスを提供しているか」、「実績は確かか」、といった点を、慎重に確認する必要があります。

大規模修繕を得意とする
施工会社3選

カッコ

ジョスコム

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二重線

お薦めPOINT

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自社施工による一貫工事で低コスト・高品質を実現。
住民とのやり取りを重視した、正確な仕事に定評。
国立国会図書館の修繕も手掛けるなど施工技術は折り紙つき。

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ヨコソー

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お薦めPOINT

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100年以上もの実績を誇る大規模修繕工事業者。
建築美と機能への挑戦をモットーに、質の高い工事を提供。
光触媒や環境対応型塗料の使用など、時代に応じた施工を提案。

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リノ・ハピア

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お薦めPOINT

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独自に工法を開発するなど、質の高い工事を追求。
プロ意識の高い、見えないところまで手を抜かない施工に定評。
住民の生活までしっかり見据えたサービスを提供。

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