大規模修繕の流れ~5、総会で決議~

施工業者に正式に発注する前に必要な、総会での決議について大切なことをまとめています。

大規模修繕を発注する業者が決まったら

大規模修繕でもっとも重要なポイントが、「どこの施工業者に依頼するか」ということです。

いくつかの会社から公募などで相見積もりを取り、各社のプレゼンテーションなどを経て、修繕委員会によって施工業者が内定します。

しかし、修繕委員会だけで最終的な決定を下せるわけではなく、決定には住民や区分所有者を集めた「総会」を開催し、そこで大規模修繕工事の施工業者についての決議を行う必要があります。

総会の開き方

通常、分譲マンションなどでは年に1~2回程度、予算や日常的な補修などの決議を行う定期総会が開催されています。

大規模修繕の施工業者に関する決議を行いたいタイミングが、この定期総会の時期と合えば、定期総会の一部として決議を行います。

しかし、定期総会まで期間がある場合は、臨時総会を招集して決議を行うことになります。

普通決議と特別決議

総会で行われる決議には、普通決議と特別決議の2種類があり、大規模修繕工事の内容によっては、より多くの賛成票を必要とする特別決議でしか承認できない場合もあります。

普通決議

  • 成立条件…住民・区分所有者の過半数を招集
  • 決議…総会出席者の過半数の賛成で議決(委任状も含む)

<普通決議で決められる大規模修繕工事内容>

  • 鉄部塗装工事
  • 外壁補修工事
  • 各種防水工事
  • 給排水管工事
  • 照明・消防用設備、エレベーター設備等のメンテナンス工事
  • バリアフリー化工事(手すり追加、スロープ設置などの軽微なもの)
  • 情報通信工事(建物本体に損傷を加えない程度の光ファイバー工事、テレビアンテナ工事など)

特別決議

  • 成立条件…住民・区分所有者の3/4以上を招集
  • 決議…総会出席者の3/4の賛成で議決(委任状も含む)

<特別決議で決める大規模修繕工事内容>

  • 共有部分の形状・効用の著しい変更を伴うもの
  • エレベーターの改造や新設
  • 集会室のリフォーム、駐車場・駐輪場の増改築
  • ほか大規模なリフォーム工事など

総会を成功させるために

特別決議を必要とする大規模修繕工事は、「共有部分の著しい変更を伴うもの」と規定されていますので、外壁補修工事や防水工事など、第一回目の大規模修繕で行われるような工事はほとんどが普通決議で決定できます。

第二回目以降の大規模修繕では、工事の内容やメンテナンス箇所が複雑になってくるため、特別決議を必要とする場合が多くなります。

いずれの場合も、総会での賛成多数を得るためには、発注する工事の内容や費用の根拠について十分に説明し、住民・区分所有者に納得してもらう必要があります。

修繕委員会がこれまで調査・情報収集してきたこと、また業者を選んだ理由が明確に伝わるように説明しましょう。無事、賛成多数の議決となれば、正式に工事を発注できることになります。

大規模修繕を得意とする
施工会社3選

カッコ

ジョスコム

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二重線

お薦めPOINT

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自社施工による一貫工事で低コスト・高品質を実現。
住民とのやり取りを重視した、正確な仕事に定評。
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ヨコソー

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100年以上もの実績を誇る大規模修繕工事業者。
建築美と機能への挑戦をモットーに、質の高い工事を提供。
光触媒や環境対応型塗料の使用など、時代に応じた施工を提案。

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リノ・ハピア

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独自に工法を開発するなど、質の高い工事を追求。
プロ意識の高い、見えないところまで手を抜かない施工に定評。
住民の生活までしっかり見据えたサービスを提供。

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